もう、ずっと中学生の子供たちのニキビがずっとひどいです。
特に息子のはかなり重傷だと思います。
近くの皮膚科で塗り薬と飲み薬をたまにもらっているのですが、ちょっとマシになる程度で、またひどくなります。
いつか治るだろうと思っていましたが、全然良くならないので、真剣に調べてみました。
思春期のニキビの主な原因
男性ホルモンは12歳~18歳くらいに多く分泌されます。
その影響で皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まってしまいます。
詰まった状態の中でアクネ菌(ニキビの原因になる)が増殖して、炎症を起こします。
それがニキビです。
ニキビの段階
マイクロコメド(微笑面ぽう)
皮脂が詰まり始めている段階
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白にきび
皮脂が毛穴に詰まった状態
アクネ菌が増え始める
(ポツンとした白い点に見える)
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黒ニキビ
白ニキビの毛穴が開いてメラニン色素や酸化された皮脂などが黒く見える状態
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赤ニキビ
アクネ菌が増殖して、毛穴周辺組織に炎症を起こす
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黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態
黄色い膿が中心にたまる
黄ニキビの状態がさらに悪化すると、跡が残ってしまうおそれがあります。。。
ちなみに息子は黄ニキビを何度も繰り返しています。
もう跡が残ってしまうかもしれない。。
皮膚科を何度も受診して、抗生剤と塗り薬を処方してもらっているのですが、
すこしマシになって、しばらくしすると、またひどくなるを繰り返しています。
根本的に生活を見直さないと、完治しなさそうです。
思春期のニキビを予防するには
規則正しい生活をする
睡眠不足は脳から分泌されるストレスホルモンを増加させ、
皮脂の分泌が促進されることで、ニキビがさらに悪化しやすい。
正しい洗顔をする。
洗いすぎは肌のバリア機能を壊すことになる。
すすぐ時も優しく行う。
すすぎ終わったら、清潔なタオルでそっとふく。
保湿
洗顔後は乾燥を防ぐ為に化粧水等で保湿する。
皮膚の表面が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されてニキビが悪化しやすい。
乾燥する季節は加湿器などで加湿する。
正しい食生活
☆脂っこい食事やインスタント食品、甘い菓子等を食べ過ぎない。
☆抗酸化作用の高いビタミンを多くとる。
- ビタミンC(パプリカ、キウイ、柑橘類、イチゴなど)熱に弱いので、生食が良い
- ビタミンE(ごま、アーモンド、かぼちゃ等)
- ビタミンAのβ-カロテン(トマト、ほうれん草、ピーマン等の緑黄色野菜など)
☆皮膚を作るタンパク質(肉、魚介類など)を積極的にとる。
☆亜鉛(肉、魚介類、大豆製品など)は皮膚の新陳代謝を促進させるので、積極的にとる。
☆腸内環境を悪化させると、便秘になり、ニキビができやすいので、乳酸菌を多く含むものを積極的にとる。(ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌など)
☆便秘を防ぐ食物繊維を積極的にとる。(野菜、果物、海藻類、ごぼうなど)
ストレスをためない
ストレスは炎症を鎮める体内成分を多量に消費するので、肌の炎症の分まで手がまわらなくなり、ニキビを悪化させてしまう。
ストレスをゼロにすることは難しいが、上手に発散させて、ストレスをためすぎない。
ニキビの治し方
軽度のうちなら、市販薬で試してみる。
2週間以上市販薬を試しても効果が無いなら、出来るだけ早く皮膚科を受信した方が良いと思います。
皮膚科での治療
【保険適応】
ビタミンA誘導体のレチノイドの一種であるアダパレンや酸化剤の一種の過酸化ベンゾイル(BPO)等の外用薬を塗る。
また中程度以上のニキビには抗炎症作用の抗生物質を服用する。
【保険適応外】
保険適応の治療で効果があまり無い場合、高額になってしまうが、跡が残ってしまう事を考えれば、保険適応外の治療も検討した方がよいかもしれません。
- ピーリング治療(皮膚の表面に薬剤を塗布して古くなった角質や毛穴の老廃物を溶かして除去する治療)
- レーザー治療(レーザー光を肌に照射し、ニキビ跡の赤み、炎症性赤ニキビを改善する治療)
まとめ
今回ニキビについて、色々調べてみましたが、ニキビは立派な皮膚の病気です。
跡が残ってしまう前に真剣に治療をしないといけないことがわかりました。