子供があどけないうちは考えてもみない事だったのですが、ある時期、家族の性の問題を真剣に考えていました。
個人差にかなりの幅がある性意識
今の小学生はかなり発育もよく、オマセな子が多いと思います。
ですが、かなり個人差があって、6年生でも小柄で見た目が幼い子もいます。
同い年でも、異性にすごく興味がある子もいれば、ぜんぜん幼い感覚の子もいます。
そうかと思えば、急にオマセな部分が出てくる時があります。
これは、本当に個人差があると思うんです。
自分の子供でも、予想不可能です。
区切れなかった子供部屋
幼稚園くらいの子供は本当にあどけなくて、人間誰しも思春期が来て、親離れをしていくのは分かっていても、母としては、”いつもみんな一緒にいようね” とゆうか、”一緒にいたい” 気持ちが強くて、戸建てを新築するとき、子供部屋を兄と妹で分ける事ができませんでした。
ですが、娘の胸がちょっと膨らんできた時、焦ってきて壁をつけました。
新築してから、たった4年後でした。新築時なら、無料だったのになあと後悔しました。。
後から作った壁は簡単な工事で済ませたので、コンセントをつけていません。
なので、超ロング電源タップが見苦しいです。
子供部屋を分けた方がいいかと相談されたら、迷わず「はい」と答えます。
同性でも、各自のプライベートは絶対必要で、「はい」です。
お風呂問題
よくテレビなどで、お父さんと娘が仲良しで、けっこう大きくなるまで一緒にお風呂に入っていたと聞いたことがあります。
でも、いずれ娘の方から、嫌がっていくと思うのです。私もそうでした。
兄と妹も、幼稚園くらいなら一緒にお風呂に入っている風景も可愛らしいです。
でも、9、10歳くらいになるとちょっと考えてしまいます。
自然に言い出すのを待つのもいいのかもしれまんが、私はややこしいので、「はい、ここままで。」と線を引くことにしました。
いつだったかハッキリ思い出せないのですが、娘が9歳くらい?の頃に、今日からお風呂は男女別々宣言を出しました。
私も息子とは、その日から一緒にお風呂に入らなくなりました。
うちの子は幼稚な方だったので、もちろん意味が分かっておりませんでしたが。。
でも、今思えば、これは正解だったと思います。
「一緒に入りたくない」と言い出すの待っていたら、その言い出す前に本人が多少なりとも悩んだりするかもしれません。
スーパー銭湯での一コマ
昨年12月厚生労働省が、公衆浴場で混浴を禁じる年齢をそれまでの10歳以上を、概ね7歳以上」に引き下げて各自治体に通知したそうです。
これを受け、状況を考慮した各自治体はそれぞれで年齢制限の引き下げを施工しています。
このような事を全然考えていなかった頃の話しです。
私は周りの環境から少々ずれていたのか、昔、息子にちょっと可哀想な経験をさせてしまいました。
姉の親子と一緒にスーパー銭湯へ遊びに行った時のことです。
姉は末の娘を連れていて、私は娘と息子を連れて遊びに行ったのです。
チケットを購入するとき、息子が微妙な年頃の男の子だとゆうことに気づいたのです。
当時、息子が3年生くらいだったと思います。
それまでも、銭湯には家族では行っていたのですが、その時は父と息子チームと母と娘チームに別れて、何の問題もありませんでした。
そのせいもあり、また遊びに行く場所をバタバタと決めたせいもあり、その状況になるまで、気づく事ができなかったのです。。
せっかく遊びに来たのだし、姉の親子にも悪いし、もうこの際、息子には一人で入ってきてもらう事にしました。わかったと頷いていたので、いろんなお風呂の種類があるから、楽しんできてねと伝えたのですが。。
一人での銭湯は初めてだったのですが、さすがに溺れはしないだろうし、知らない人についていくほど幼くはなかったので、大丈夫だろうと思いました。
ですが、息子は初めての環境がものすごく不安だったらしく、体は洗ったみたいですが、チャポンと湯船に浸かっただけで、すぐに出てきていたみたいです。
私が集合場所へ行った時、ビショビショの頭でチョコンとしゃがんで待っていました。
ずいぶん待っていたようです。
これを書いていて、思い出しました。 ほんと、息子よ、あの時はごめんね。。
男女差の性意識の問題
男の子と女の子とでは、心の成長の速度が全く違うようです。
,妹は分かっているのに、年上のお兄ちゃんが、性を意識出来ていなくて、ある時期、何度かトラブルになってしまいました(妹が4年生くらいだったかな)。
お兄ちゃんが妹のお風呂の着替え最中に、ガラッと開けてしまって、ケンカになったりしました(お風呂のカギの習慣がなかった頃)。
もちろん、お兄ちゃんには全く悪気もありません。ただ幼いのです。
妹が恥ずかしがっているからね、開けないでね、と伝えるのですが。。
しばらくして、中学生になったお兄ちゃんが意識し始める時期がやってきてました。
今度はお兄ちゃんが、お風呂のカギをきっちり閉めていました。
やっとこ、恥ずかしくなってきたんでしょうね。
まとめ
「いつまで異性の家族とお風呂に入っていいのか」は、各家庭で差があるとは思います。
ですが、先に書きました公衆浴場での事もありますので、早めに子供に「性の違い」をある程度は認識させておいた方がいいと思います。
5年生くらいになると、ほとんどの子が認識してきているとは思いますが、微妙な年頃だと子供によっては意識できないですから。
小さい時は虫歯にはなっていないか、爪は伸びすぎていないか、耳だれが無いか、体中チェックしていたのですが、それがだんだん、声掛けする程度になっていきました。
体は楽にはなっているのですが、なんだか寂しく感じます。