Moms-diary’s

思春期の子供2人と中年の夫と暮らす主婦の日記

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スーパーでは買ってはいけないものは?食の安全の為に、食品添加物をよく知っておこう!

先日体調を崩した事をきっかけに、食事について考えてみました。

「これを食べると健康にいいもの」も大事なんですが、今回は「食べない方がいいもの」に焦点をあてて、食品添加物を調べてみました。

あまりにも情報が多くて、一度には頭に入らなくて、食材の買い出しに困っています。

なので、このブログを通して、少しずつ勉強していこうと思います。

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食品添加物とは

食品添加物には、

  • 指定添加物・・・466品目

  • 既存添加物・・・357品目(すべて天然添加物)

  • 一般飲食物添加物

  • 天然香料

 があります。(2020年7月現在)

指定添加物

指定添加物のほとんどが化学的合成品(天然物も少し含む)です。

ハム、ウィンナーに使われる亜硝酸Na、お菓子などに使われるスクラロース、アセルルファムK、アスパルテーム、輸入柑橘類に使われるTBZ、イマザリルなど。

既存添加物

国内で広く使用されていて、長い食経験があるものです。

これらは、すべて天然添加物です。

カラメル色素、カップ麺などに使用されるクチナシ黄色素、キサンタンガム、トレハロース、ベニコウジ色素など。

 

指定添加物と既存添加物を合わせて823品目となり、これ以外の添加物は日本では使用禁止されています。

 

一般飲料食物添加物 

一般に食品として利用されているものを、添加物の目的で使用しているものです。

しょうゆ、味噌に使われていアルコール(酒精)、大豆多糖類、セルロース、赤キャベツ色素など約100品目があります。これらはもともと食品由来なので、安全性は問題がないそうです。

 

天然香料

自然界の植物や酵母などから抽出された香り成分で、約600品目もリストアップされています。

 

一般飲食品添加物も天然香料もリストアップされていないものでも、使用可能だそうです。

 

化学合成物質は要注意

 指定添加物はほとんどが石油製品などを原料に、化学的に合成された合成添加物です。

人工的に作られているので、未知の部分が多く、体内でうまく処理出来ないものが多いのです。

合成添加物には

  • 自然界に全く存在しない化学合成物質
  • 自然界に存在する成分を真似て化学合成したもの

の2タイプがあります。

自然界に全く存在しない化学合成物質

合成甘味料のスクラロース、アセスルファムK、赤色102号、赤色2号、黄色4号、黄色5号、防かび剤のTBZ、イマザリル、OPP、酸化防止剤のBHA、BHTなど

人間の体は、自然界に存在しない化学合成物質を処理する能力をもっていません。

なので、スクラロースや、アセルルファムKなどは消化管で分解されずに吸収され、血流に乗って全身を巡ります。

臓器の細胞や、免疫をつかさどる細胞にダメージを与えたり、細胞中の遺伝子を変異させたりするものもあります。

そして肝臓や腎臓などの機能が低下したり、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、がんが発生したりすると考えられています。

 

危険でない添加物

自然界に存在する成分を真似て化学合成したものには、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、乳酸、クエン酸、リンゴ酸など、Lグルタミン酸Na、グリシンなどのアミノ酸類、ソルビトールなどの糖アルコールなど。

 

これらはもともと食品にふくまれている成分が多いので、毒性はそれほど無いそうです。ただし、大量に摂取したり、多くの種類を一度に摂取すると、痛みや不快な症状を起こすことがあります。

 

危険性の高い添加物たち

 発がん性が認められた添加物

赤色2号(着色料)・・・かき氷のシロップによく使われています。アメリカでは使用禁止。

OPP、OPPーNa(防かび剤)・・・輸入レモン、オレンジ、グレープフルーツなどのカビを防ぐ為に使用されている。ラットを使った実験で発ガン性が認められている。

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過酸化水素(漂白剤)・・・主に数の子の漂白に使われている。マウスの実験では十二指腸にガンの発生が認められている。

臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)・・・ラットを使った実験で腎臓の細胞に腫瘍が発生し、腹膜中皮腫というがんガンが発生。ヤマザキのパンにはよく使われている。

BHA(酸化防止剤・・・ラットを使った実験で前胃にガンが発生。にぼしなどに使われている。

 

発がん性の疑いのある添加物

亜硝酸Na(発色剤)・・・ウィンナーやハム、ベーコン、たらこ、明太子などに発色剤として使われている。亜硝酸Naそのものでなく、それが変化したニトロソアミン類に強い発ガン性が認められている。

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タール色素(赤色3、40、102、104、105、106号、黄色4、5号、青色1、2号、緑色3号)・・・いずれも発がん性の疑いが持たれています。

アスパルテーム(甘味料)・・・ラットを使った実験で、白血病やリンパ腫を起こすことが示唆されている。人間では、脳腫瘍の発生との関係を指摘されている。

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カラメルⅢ、カラメルⅣ(着色料)・・・動物実験で発がん性が認められた物質が含まれている。

サッカリンサッカリンNa、サッカリンCa(甘味料)・・・酢だこやガリ(生姜漬け)などに使われている。動物実験で発ガン性の疑いが持たれている。

フルジオキソニル(防かび剤)・・・もともと農薬として使われているもので、マウスの実験ではリンパ腫の発生率を増加させることが分かっている。

ピリメタニル(防かび剤)・・・もともと農薬として使われているもので、ラットの実験では甲状腺に腫瘍の発生が認められている。

アゾキシルトロビン(防かび剤)・・・もともと農薬として使われているもので、ラットの実験では胆管炎や胆管壁肥厚、胆管上皮過形成などが認められている。

プロピコナゾール(防かび剤)・・・もともと農薬として使われているもので、マウスの実験では肝細胞腫瘍の発生が認められている。

 

催奇形性が認められた添加物

TBZ(防かび剤)・・・OPPと同様に輸入レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に使われている。妊娠したマウスの実験では、催奇形性が認められている。

 これが使用されたフルーツは果肉にも浸透している場合もあるそうです。

妊婦の方、小さいお子さんは避けた方がいいですよ。

体内で異物となって、障害をもたらす可能性のある添加物

スクラロース(甘味料)・・・有機塩素化合物の一種。妊娠したウサギの実験では死亡例や流産が一部見られた。ラットの実験では免疫力を低下させることが示唆されている。

アセルルファムK(甘味料)・・・犬を使った実験で、肝臓に対するダメージと免疫力を低下させることが示唆されている。

 

毒性が強く、障害をもたらす可能性のある添加物

安息香酸Na(保存料)・・・急性毒性が強く、ビタミンCと化学反応して人間に白血病を起こすベンゼンに変化することがある。

亜硫酸塩(亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸K、二酸化硫黄)(酸化防止剤・・・亜硫酸塩はいずれも胃の粘膜を刺激し、ビタミンB1の欠乏を引き起こし、成長を悪くする可能性がある。亜硫酸Naは4gの摂取で中毒症状を起こす。二酸化硫黄はワインに使われていることが多く、人によっては頭痛を起こす。

 

※ 参照:スーパーで買ってはいけない食品ガイド 著者:渡辺雄二氏  より

こちらの本は、実際のスーパーで売られている商品を具体例に挙げて、買ってもよいかを 〇 ✕ △ で分かりやすく表示して、説明してくれています。

そして、食品添加物を中心に、食の安全について書かれています。

 

まとめ

実は以前から添加物のことは気になっていたのですが、添加物も、ものすごい種類があるし、忙しい時の買い物時に、食品の原材料表示を細かく確認するのは、面倒ですよね。

でも、調べると外国では禁止されているのに、日本は許可されているものがあるということ(添加物以外でも)がわかりました。

例えば、赤色2号やトランス脂肪酸などは禁止している国があります。

 

なんだか、日本は安全な国だと信じ込んでいたのですが、実はそうでは無かった、もしかして、だまされている?という気持ちになりました。

そんなわけで、見て見ぬふりをしてきたのですが、今後も食の安全について、勉強していきたいと思います。

 こちらの本も併せて購入しました。

 

上記合わせて3冊はメルカリで見たんですが、出品されたものはすぐに売れているようで、結局アマゾンで新しいものを購入しました。

やっぱり、食の安全には皆さん、興味を持ちますよね。

またこちらのブログとともに勉強していくつもりです。