最近、食の安全をのんびりと勉強しています。
今回は以前から気になっている「牛乳」について、考えてみました。
まずは「乳がんと牛乳」という本から、考察してみました。
乳がんと牛乳
「乳がんと牛乳」とういう本を読んだ方はいますか?
この本の著者は42歳の時、乳がんを発症し、乳房切除手術を行うも、その後4度も再発し、リンパ節にも転移し、ついにドクターに余命宣告まで受けてしまいます。
しかし、彼女は自分自身で乳がんの原因を追及し、ついにそれが牛乳だと突き止めます。
そして、乳製品を一切取らない食生活に切り替えたところ、あれだけしつこかった乳がんが全て消えてしまったのです。
その後15年間、ガンは再発しませんでした。
その後に自身の体験と、その体験に基づいたアドバイス等を記し、この本を出版されました。
この作者、プラント教授は地球環境の研究をしている教授で、医学とは関係ない分野の研究者でした。
ご自身が、何度も乳がんが転移し、精神的に打ちのめされているはずなのに、乳がんの犯人を突き止めていく様子は、まるで推理小説のようです。
この犯人が牛乳と判明したのは、なんと余命宣告をされてからなんです。
すごい精神力ですよね。
アジアと欧米の圧倒的な違いは
プラント教授は「なぜ、牛乳が犯人って分かったのか」っていうと、中国や日本の乳がん死亡率が欧米に比べて、驚くべき程に少ないことに注目したのです。
そして決定的になったのは、中国の食文化には「乳製品が無い事」が明確になったことでした。
中国人の知人が ”牛乳は子供の飲むもの” とし、牛乳、乳製品はあえて食べようとしなかったのです。
プラント教授はそれまで牛乳や乳製品の愛好家で、乳がんと診断されてからもヨーグルトや脱脂粉乳を飲食していました。
真犯人が牛乳と気づいてからは、一切の牛乳と乳製品を絶つことにしました。
乳製品を材料の一部としている全ての食品もです。
すると、プラント教授の最後の転移となった首にできたリンパ節の腫瘍は、数日で小さくなっていき、とうとう消滅してしまったのです。
この首のリンパ節の腫瘍は1回目の抗がん剤治療では、全く変化なかったそうです。
祖母の乳がん
話しが変わりますが、実は私の母方の祖母は、ずいぶん昔に乳がんで亡くなっています。
母の話だと、母の叔父(男性ですが)も乳がんだったとかで、私と姉は小さい頃から「うちは乳がん家系、乳がんは隔世遺伝だから、気をつけなさい」とずっと言われて育ちました。
ですが、母も、姉も私も、もちろん弟も、そして母のその他の親戚は誰一人乳がんにはなっていません。
祖母が亡くなったのは、確か42歳くらいだったと聞いています。
母はいくつだったのかな。二十歳くらいだったんじゃないかな。
だから、時代は1960年、昭和35年くらい。
田舎だったし、時代的に祖母の食卓が欧風化していた?とは全く考えられないです。
牧場経営ではなかったと思うけど、牛を飼っていたそうです。
搾乳していたら、飲んでいたかもしれないけど。
今度、母に聞いてみようと思います。
大好きなカフェオレ
実は7、8年前に、この本の事をネットで知ったのですが、当時は日本では、全く牛乳が危険なものとしての扱いになってなかったし(あったのかもしれないですが)、子供たちの給食にも毎日出されていましたし(現在も)、”こういう事実もあるのかな” 程度で記憶にとどめていました。
最近になって、食の安全について勉強するということで、またこの本が気になり、あらためて購読し、只今読書中です。
最近では以前より「牛乳が危険」についての情報が増えてきているような気がします。
そして、私自身が乳がんの好発年齢に達してきているので、とても気になっています。
私はカフェオレが大好きで、毎日2杯は飲みます。
今も実は、カフェオレを飲みながらなのですが、コーヒーにはどうしてもミルクを入れて飲みたいです。
カフェオレに少しのミルクなら、この程度なら大丈夫なのかなと思うのですが、、
最近、ショッキングな研究結果が発表されたそうです。
わずか、コップに4分の1~3分の1の量の牛乳で、乳がんリスクが30~40%もリスクが上がる、ということがアメリカの研究で明らかになったそうです。
そんな事ゆうたら、皆が乳がんになりそう。。。
その研究、本当??
アメリカの牛は成長を早めるためにホルモン剤を使用していると聞きますし、その牛から搾乳している牛乳だから?
日本の牛乳も、妊娠している牛から搾乳していて、エストロゲンが多く含まれているそうです。
でも、牛の成長促進の為のホルモン剤は日本国内では使用禁止されているそうです。
やっぱり、大好きなカフェオレを諦める気持ちには、まだなれません。
もうしばらく、牛乳について考えようと思います。