もうすぐ父の日ですね。
私の父も、主人の父も、既に亡くなっております。
なので、「父の日」の主役は我が家では主人になります。
主人は物欲より、食べる事が好きなので、ちょっと豪華な食事でも用意しようかなと考えております ♪
そして、私の実の父は、7年ほど前に肺を患って、73歳亡くなりました。
なので、墓参りでも行ってこようかな。
墓参りと行っても、大阪の天王寺にある一心寺というお寺なのですが、調べて見たら、知らなかった事がたくさん判明しました。
大阪天王寺にある一心寺とは
一心寺は、大阪市天王寺区にある浄土宗の寺で、正式名称は坂松山高岳院一心寺と言います。1185年に開基と、歴史のあるお寺です。
一心寺では、宗派や宗教を問わず、誰でも納骨を受け付けてくれるメリットがあるため、大阪は無論、関西圏では高い評判を得ています。例えばキリスト教徒であっても納骨して貰えるそうですが、一部例外もあるようです。
とにかく、立地が良いです。
といっても、大阪ではメジャーな駅である天王寺駅からは徒歩15分程度かかります。
ご老人の方も、お若い方も、お子さんも、連れだって駅から行列を作って歩いていますが、程よい運動になると思います。
地下鉄の四天王寺前夕陽が丘駅からだと、もうちょっと近いです。
交通アクセスが良く、近くに繁華街もあって、帰りに買い物も出来ますし、食事するところもたくさんあって、私は春、秋の彼岸、お盆は必ずお参りに行ってます。
そのお寺には、以前このブログに書きました、胃がんで亡くなった友人や、主人のお兄さんのお骨も納骨されています。
だから、いつも拝む時は、いっせいに顔を思い出しています。
いっせいに思い出すので、想い出がちょっとゴチャっとなっちゃいますが、ごめんね。。
でも、そこは本当にいつも賑やかな寺で、きっと寂しくは無いんじゃないかな。
一心寺は納骨費用が安い
一心寺への納骨料金は、永代供養でも1~3万円(骨の大小による)と、一般的なお寺の10分の1程度の値段で済む事が大きなメリットです。戒名や法要の強制もないので、追加費用も掛かりません。この事が、戦前から「お金のない人の駆け込み寺」として高い評判を得ている理由です。
一心寺への納骨が安い理由としては、骨仏(こつぼとけ)という方法が用いられているからです(一心寺では「お骨佛」と呼ばれます)。骨仏とは、納められた大勢の人の遺骨を粉末化して、布糊や土を混ぜて作られた仏像の事です。一体の仏像におよそ15万人の遺骨が使われており、通常のお墓よりも省スペースで済む事が、納骨料金が安い理由です。
遺骨で仏像を作っているなんて、知らなかった!
どこかに書いてあったのかもしれない。
今度、実家で皆と集まったら、話題にしてみよう。
今年から納骨の受け入れ制限をしている理由
でも、一心寺を調べたら、今年の1月から納骨の受け入れ制限をしているようです。
- 令和3年1月1日からは、納骨は小骨壺(直径9cm以下、蓋を含め高さ11cm以下)
- 1霊につき1壺のみ
- 墓じまい・墓出し・各種納骨施設からの移転等の納骨は不可で、改装受入証明の発行も不可
なんだそうです。
この一心寺では、1851年からの36年間にかけて集めた遺骨で、1887年(明治20年)に最古の骨仏を造ってから、戦前までに6体造られてたそうです。
それらは戦争で無くなってしまいましたが、焼け跡から拾い集めた分と、戦後に納骨された分と合わせて1体造られました。
そして、それから10年1期ごとに1体が造られてきたのですが、2007年を過ぎたころから納骨量が急激に増加してきているそうです。
それまでは世のニーズに応え、全骨の納骨も受け入れていたのですが、ここにきて限界になってきているそうです。
墓に入らない「永代供養」や墓じまいの増加
実は、うちの実家は、母屋(父の長男家)から住んでいる地区内の墓地を割り当てられて、使用権がありました。
でも、母が父が亡くなった時に悩んだ末に、お墓をお寺に返しました。
そのお寺の檀家に入っていて、地元密着している実家だっだので、それは大きな決断だったと思います。
母は、自分が死んでしまったら、実家のそばに暮らす姉の今後一生の負担になると案じたからです。
弟は、実家の家と土地を相続しましたが、大阪市内で自営業をしていて、あんな片田舎には一生住まないだろうし、私も市内で住宅を購入し、定住しています。
一心寺なら、私も弟も気軽に墓参りが出来ます。
そう考えた末のことです。
この時代、お墓問題を抱える人はものすごい多いと思います。
我が家では、主人の実家のお墓も管理しなければなりません。
主人は次男ですが、長男のお義兄さんが亡くなり、お義兄さんの奥さんが墓、実家の家の管理を拒否(でも、きっちり半分相続されております)してしまったので、我が家で墓守、実家の管理をしております。(かなり揉めました。。)
主人の実家も、そちらの檀家に入っており、お義母さんが生きている時は、毎月、月命日を決めてお坊さんに来てもらい、お経をあげてもらっていました。
今は彼岸、お盆、法要の時だけにしています。
最後に
実は私には四柱推命でいう、墓守の星があります。
それが本当かどうか、分からないですが。
本当は面倒くさいとは思っているのですが、信心深さが有るか無いかに関係なく、もしかしたら私は墓を守っていく運命なのかもしれません。
でも、私の子供たちがいつか、その墓守や家守が足かせになって、やりたいことが出来なかったり、きょうだいの仲が悪くなったり、そんな事で煩わせたくないと思います。
大人になったら、人生を自由にクリエイトしてもらいたいと思います。。
だから、考えなきゃ。。。
父の日の話題から、全然違う話になってしまいました、スミマセン。。
一心寺の事は、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
https://president.jp/articles/-/32482?page=3
http://www.tetuzuki-all.com/haka/issinji.html#i1