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昨日、息子の大学受験の国立前期試験の合格発表がありました。
不合格でした。
ケセラセラの息子
本人の試験の手応えもイマイチだったと聞いていたので、そうかあ。。といったところです。
本人もガッカリはしていますが、中期、後期試験がダメだったら浪人するからと、さほど執着無く、いつものマイペースな様子です。
こんな時、ちょっと心配するくらい落ち込むンじゃないかと思うのですが。
息子はいつもそうだったのです。
ケセラセラ、私は息子の性格がずっとフワフワってしていて、何事もケセラセラ的に生きているように感じるのです。
そんな息子とは対照的に母の私は、重い空気に包まれている感じで過ごしています。
娘に不合格の原因を聞いてみたら
私は時々娘に悩み事を聞いてもらうことがあります。
娘はまだ高1ですが、時々私よりしっかりしているような気がするからです。
兄の息子の不合格の一番の理由は何だと思うかと聞いてみたのです。
娘は「やらなくてはならない事を後回しにし続けていたから」と即答でした。
娘は兄の気持ちが分かる、なぜなら自分も同じタイプの人間だから。
やらないといけないのは分かっているけれど、どうしても好きな事、やりたい事ばかりやってしまう。流されてしまう。
どうしても出来ない。そんな人間やねん。。。。
お母さんとは違うねん。。。
というのだが、実は私もこの数年やらねばいけない事がどうしても出来なくて、辛い。。という感じになっています。
更年期だからなのか、心が弱くなっているのか、家事の手抜きがひどくなっていて。。
わかっているけれど出来ない。。
娘が高校生になってから鉄緑会に入会した本当の理由
そんな娘は高1に上がる時に本人の希望で鉄緑会に転塾することにしました。
この「どうしても出来ない、そんな人間」だからこそ、鉄緑会に入会したんだと、その続きで話していました。
中学受験のように、塾が強制的に勉強を強いるような環境を大学受験では作れない。
自分の周りの子がストイックにも見える程、自主学習し続けているのを見ても、やっぱり自分はそうは出来ない事に悩んで出したアクションでした。
だから、宿題が多かったりする厳しめの鉄緑会の環境は自分にとっては必要だそう。
すっごい自分の事を客観視出来てて、驚いてしまった。。。
決める事って、大変な労力
続いて、なんで息子が自分の進路をなかなか決めれなかったのか理解出来る?と聞いてみました。
娘は、これも兄に共感出来るのだそう。
なぜなら、決める事って嫌いだから。
何事も決める作業って大変な事なのだそう。
実際、明日どこへ行こうかとか、出かけた時の何を食べようかとか、いつも決めたがらなかったなあ。
ちょっとした事も決めるのが苦手なのに、自分の将来を決める事ってすっごいシンドイんだと主張していました。
なるほど、なるほど。。。
決めるより、決められる事の方が楽という事。
ましてや、自分が一生続けていくかもしれない将来についての方針なんて。。
確かに深く考えれば考える程、決めれないかもしれない。
確かに毎日の献立を考えるのさえもシンドイ。。。
鉄緑会に入会した「副反応と効果」
決心して去年春から鉄緑会に入会して、英語だけ受講している娘だけど、半年間くらいずっと辞めたい、辞めたいって言い続けていました。
苦手な英語の成績は鉄緑会の同学年の中では、最下位付近をさまよっている感じです。
娘は劣等感やプレッシャーや、多い課題で通い始めて数ヶ月間は辞めると何度も言ってきました。
気持ちは良く分かるし、可哀想に思ったのですが、さすがに辞めるの早すぎだわ。。
それに最初に入学金や、教材費、授業料を3ヶ月分を収めているし、とりあえず3ヶ月やってみてから辞める事を考えようと言って塾に送り出していました。
ですが、さすが鉄緑会、受講し始めて3ヶ月くらいで、駿台模試の英語の偏差値が前回より15位上がりました。
これぞ「副反応と効果」現象。
キツイ薬?
酷かった英語の成績が学校でもグンっと伸びました。
今でも鉄緑会の中では低空飛行な成績ですが、それでも本人には手応え十分だったようで、徐々に辞めたいって言う回数が減って、最近は言わなくなりました。
最後に
娘は兄の息子同様に「好きな事に流されていく」性格を認識しているようで兄の気持ちが強く分かると言っていたのですが、娘と息子では違いがあるようです。
それは勉学の成績のような結果には表れてきていて、きっと年月が経てばもっと表面に現れてくるのかもしれない。
前期試験の大学には入学お断りされてしまったけれど、もしかしたら中期、後期も落ちてしまうかもしれない。。
それでも私は母親だから、好きな事に流されてばかりの息子に叱咤激励しながら寄り添っていくしかないけれど。
ただ親の私も流されてしまわないように出来るのだろうかと不安。
とにかく中期、後期、合格することを祈るばかりです。。