Moms-diary’s

思春期の子供2人と中年の夫と暮らす主婦の日記

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「2月の勝者」第一話を見ました。合格に必要なのは父親の経済力と母親の狂気なのか?

ブログ訪問ありがとうございます。

 

昨日から「2月の勝者」という中学受験がテーマのドラマが始まりました。

www.ntv.co.jp

そのドラマの主人公である塾講師の言葉の

「合格の為に最も必要なのは、父親の経済力、そして母親の狂気」

という言葉が耳に入ってきました。

コミックからドラマ化したようです。

ストーリーはよく知りませんが、この言葉が衝撃的でしたが、納得しました。

途中で引き返せない中学受験

息子の中学受験を検討時、「中学受験にはお金がかかる」とは感じていたので、サラリーマン家庭だし、それだけお金がかかるのだから、息子が最難関校を目指せそうになかったら、公立へ行かせようと私は考えていました。

幼かった息子に中学受験を提案し、どこまで理解出来たか分かりませんが、最初はご機嫌に頑張る~と息子は張り切っていました。

でも、いざ受験塾へ通い、成績がいまいちだからといって、親も子供も「ハイっ、終わり」とはいきません。

我が家も、息子が少し遅れて4年生の9月に入塾した頃、勉強の仕方も分からず、学習の遅れのせいもあり、模試の成績も残念な結果が続きました。

ですが我が家も当初の計画のように、最難関校への進学の目処が立たないから⇒計画中止⇒あっさり退塾 なんて気持ちの切り替えが親子で出来ませんでした。

少し遅れて入塾した分、習ってない問題が模試に出てきていたし、それを克服したら何とかなるのでは?

塾の普通授業以外に別料金の特別授業をたくさん受ければ、実力がつくのか?

などなど、最初は受験をするか、やめるかで、主人とも息子とも散々揉めました。

中学受験では、こんな感じの家庭の揉め事は、頻発なのかもしれませんが。

でも、これは本当はやっちゃいけない事で、息子には悪かったなあと、心から反省しています。

もっとドンと構えて、頑張れ~、成績なんか関係ない!と札束を振り回して、かっこ良く言ってみたかったです😅

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母親の狂気、その通り

このドラマの冒頭のセリフの「母親の狂気」は、ドキッとはしましたが、確かに共感します。

主人はお金の事以外はほとんど意見が無かった(興味がなかった?)ようで、息子が頑張ろうと、やめようとどちらでも良いというスタンスでした。

ただ当初は、あまり無理せず入学出来るエスカレーター式の学校に進ませてあげれば、大学卒業までゆったりと過ごせるのでは、と主人は私に提案していました。

私の ”最難関を目指すために受験する” という考え方とは違ったのですが、あまりに私が一生懸命になっているので、だんだん応援してくれるようになり、最後は先導きって協力してくれていました。

息子にも多少は負けず嫌いなところはありつつ、基本のんびりした性格だったのですが、母親の私がものすごく必死になっていたことに共感したのか、驚愕したのか、素直に頑張っていました。

当時の私は、大袈裟に表現すれば「母親の狂気」気味だったかもしれないです。

とにかく毎日、息子がどうやったら一つでも多くの漢字を覚えるのか、用語を覚えるのか、算数の問題を理解するのか、とかを考えていました。

今は、あんな面倒くさいこと、もう出来ないかもしれないです。

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ギャンブル?の要素がある中学受験

これは、中学受験産業の闇なのかもしれないけど、課金ゲームのように、別料金の特別授業を受講しないと、上のクラスに上がれない、残れないようなシステムが実際あります。

上のクラスでの授業では進み方も早くなり、学習内容も難易度が高くなります。

そこでしか学習しないような問題が、クラス分けを決める模試に出題されるようになっていき、そこで点数を取れないとクラスアップが出来ません。

だから、確実にクラスアップをしたい場合は、通常授業以外に別料金の特別授業を受けるか、別で個別授業や家庭教師を利用するか、もしくは可能かどうか分からないが、レベルアップの為の勉強を自力でやるか、何かしら頑張らないといけないのです。

 

クラスアップの向こうに強く希望する志望校があったりすると、あれもして、これもしてと、相次ぐ追加料金で、課金ゲームのようになっていきます。

その課金をしても、クラスアップしないかもしれないし、志望校に届かないかもしれないのに、お金をたくさん掛けてしまう、ギャンブルのようです。

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父親の経済力?

とにかく掛かる中学受験の費用なんですが、父親がお金担当で、母親が狂った教育ママが担当と限らなくて、祖父母がお金で、両親ともに教育担当の場合もあるし、母親がお金で、父親が教育担当というケースもあるかもしれません。

高収入の父親、もしくは母親なら、塾の費用もさらっと払えますが、そうでなかったら、毎月の収入からでは家計が厳しくなると思います。

月々の教育費としてではなく、3年間(4~6年)の必要経費として別枠で家計に計上して、他を削るような考え方をした方がいいです。

子供が志望校に合格出来そうになくても、受験にかかっていた費用が住宅費や車の購入費のように絶対必要だったと考えるなら、自然に受け止めてあげれそうに思います。

 

最後に

息子の中学受験の時は、よく分からなくて、息子にいろんな負担をさせてしまった事をすごく反省しています。

だから、妹の娘の時は、子供の性格もあったのですが、ほとんど口を挟まず、本人のペースの受験を最後までさせました。

でも、それも子供の性格によりますし、一概には良い悪いは言えないですが。

結局、志望校に合格するのに必要なのは、経済力=お金はもちろんですが、母親の狂気ではなくて、母親の知恵(父親の知恵)なのだと思います。

 

また来週から「2月の勝者」の続きを楽しみたいと思います。