Moms-diary’s

思春期の子供2人と中年の夫と暮らす主婦の日記

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指導方法が独特の英語塾「トリプレット・イングリッシュ・スクール」に息子が半年通ってみた感想。

ブログ訪問ありがとうございます。

前回の更新から随分日が経ってしまいました。

もう春ですね、もうすぐ新学年です。

我が家の子供たち(息子と娘共に)英語が苦手だったのですが、昨年息子が受けた模試では打ちのめされるほどの酷い結果に終わっていました😱😱

これはヤバイと感じ、高1の息子は英語専門塾に通い始めたのですが、これが功を奏したのか、本人が頑張ったのか、半年くらいで学校内の平均くらいの成績に落ち着きました💨

(※以前の英語の定期テストは平均点をかなり下回っておりました😅)

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異色の英語塾「トリプレット・イングリッシュ・スクール」

中学受験後、自学というものを全くしようとしなかった道楽者の息子は、英語の成績がずっと思わしくありませんでした。

反抗期ということもあり、モヤモヤしながら見守ってきたのですが、高1の模試の結果を受け、なんと本人から塾に行きたいと言ってきました。

そこで、以前から気になっていた「トリプレット・イングリッシュ・スクール」というちょっと特殊な英語専門塾に思い切って通う事にしました。

この塾は独特な指導方針で運営しているのですが、それは主に、

  • 学年に全くこだわらず、個々に中学英語の基礎から完全に身につけさせる
  • 宿題は一切ない
  • 学力によっては最低週に4日以上の通塾
  • ほぼ100%学習できているかのテストをクリアしないとカリキュラムを進ませない

という独特なスタイルなんです。

そして、入塾する前に3日かけて学力テストをして、生徒の学力を細かくチェックした後、5日間の体験授業を受けることが出来るんです。

その後、生徒と保護者で学力テストの結果と教室の説明を聞き、その上で入塾するかどうかを決めます。

学力テストの長さには親子で驚いていましたが、事細かな学力診断テストのおかげで、高1だった息子の取りこぼしがてんこ盛りだったのがハッキリと判明しました😓

 

独特の学習指導

この宿題が無いというのは、教室の方にお聞きしたところ、宿題は家庭でするので、テキストを見て書いてしまって、覚え切れない部分が多く出てしまうんだそうです。

教室では、本人が覚えれているかを一つ一つ先生が生徒の様子をきっちり確認しながら進めていくので、どんな生徒さんでも取りこぼしをほぼ防げるそうなんです。

そういう理由で宿題は出さないそうです。

なので進むスピードは個人個人違うということになり、個別指導ということになります。

 

トリプレット教室は個別指導ではあるのですが、先生1~2人に対して生徒が6~8人くらい(学年はバラバラ)で個別授業が行われます。

6~8人を1人か2人の先生で個別スタイルの指導をするのは大変じゃないのかなと初めは思いましたが、息子の話では、授業の2時間の間ずっと集中し続けるのでけっこう大変とのことでした。

生徒6~8人くらいを講師1人か2人で完全集中指導って、すごくないですか?

講師の方もかなりの観察力と集中力が必要ですよね。

各単元をしっかり学習できているかは、その都度すべてをテストし、ほとんど100%理解していると判断出来ていないと次のステージには進めないシステムようです。

なので、早く進む子もいれば、なかなか進まない子もいると思います。

 

通塾は最低でも週4日以上から

宿題を出さず、とにかく教室に通って授業の中で習得していくスタイルで、息子の取りこぼし度もあって、息子は最低でも週4日以上通うことが前提でした。

息子は練習が週3日程の卓球部に所属していたのですが、なんとか週2日の練習日を確保して、週4日通塾を開始しました。

ちなみに日祝は授業はありません。

通塾前の説明では、学校の成績が上がったら、通塾日数を減らすことも可能とのことでした。

中には週5や週6の生徒さんもいらっしゃるそうですが、週4日の通塾でも学校の課題が多い日や、部活の通常練習以外の活動や、歯医者などの用事が重なることもあり、けっこう大変でした。

ただ、息子は夕方5時~7時の時間枠(土曜は4時~6時)で授業を受けていたので、晩ご飯は家で一緒に食べることが出来ました😀

振替えは出来ないシステムで、急な体調不良などで授業に行けない日の授業分はもったいないけど、あきらめないといけません。

ただ、トリプレットにはコースが2つあり、徹底指導6名コースと自立学習8名コースとがあって、6名コースは定期試験期間中に限り、振替えが可能のようです。

息子は8名のコースでしたが、定期テスト期間中は通例の授業ではなく、定期テストの範囲を指導してくれていましたので、助かりました。

 

トリプレット・イングリッシュ・スクールの授業料

トリプレット・イングリッシュ・スクールのお月謝は

※( )内は6名コース

週2回4時間×約4週   33,000円(38,500)

週3回6時間×約4週   39,050円(49,500)

週4回8時間×約4週   45,100円(60,500)

週2回10時間×約4週  51,150円(71,500)

週2回12時間×約4週  57,200円(82,500)

※税込み金額。1回の授業は2時間です。

※小・中1、高1英語が終了後は6名コースとなります。

週4日だと45,100円で、英語1教科だけと考えますと高額に感じますが、時間で割ると1時間単価は1300~1500円くらいになるので、個別指導の授業料としては平均的なのかもしれません。

なので時間数が長いということで、高額に感じますが、成績が伸び学力が定着すると通塾日数を減らすことが可能だそうです。

そしてトリプレットでは講師1人に対しての生徒が少し多くなるので、最初は気になっていましたが、息子の話しでは、”授業中はずっと集中し続けている”とのことで、講師の方の指導力に感心していました。

そして、通塾開始して2ヶ月くらいからは、定期テストの結果に徐々に成果が現れてきていました。

 

トリプレットが向いているのは

実は息子が中学生になる前からトリプレット・イングリッシュ・スクールの存在を知ってはいたのですが、中学受験の塾生活に疲れていたことや、費用が高額だということもあって、中学入学当初は考えていませんでした。

ですが、息子のようにちょっと幼くのんびりした性格の子供だと、英語のように中学から始まる(今は小学生からのようですが)全く新しい分野だと、本人が意識しないと置いてきぼりになりがちなんだと思います。

今は本人も一生懸命のようですが、中学校時代は定期テストの時だけ覚えていればいいような勉強の仕方でした(一夜漬け)。

こんな息子こそ、中学からの勉強の仕方を身につけさせるという意味でも、中学入学当初に短期的にでも通わせておけば良かったと後悔してます。

ただ、向上心が高く、コツコツと勉強していける子供さんには必要ないな、と正直思います。

また、クチコミを読むと通われている生徒のほとんどの方に成果が見られているようなんでトリプレットでは知識の定着を図るための手法があって、教室の講師の方に徹底されているんじゃないかと思います。

ただ週何日も通うとなると、ハードな部活や習い事をしている子やだと向いていないかもしれません。

また費用もかなり掛かりますので、短期的にと考えての入塾も有りだと思います。

 

まとめ

英語塾「トリプレット・イングリッシュ・スクール」に息子が半年通ってみた感想ですが、ずばり「もっと早くに通わせるべきだった」です。

実は息子が中学校時代に、個別指導塾にも通わせたことがあるのですが、本人のやる気が無かったこともあり、全く成績が良くならず、さらに酷くなっていました。

これはダメだわ~、勿体ないな~と思い、数ヶ月でやめさせました。

息子のような性格の子は、もっと早くにトリプレットに通わせておくべきだったなあ~と思いました。

中学の中だるみ生活のせいで、英語がとんでもない状態になっていたのですが、なんとか今は平均点は取れるようになりました😀

息子は4月から高2になるので、そろそろ大学受験に向けて他の科目も力を入れていこうということになり、2月で退塾することにしました。

7月頃から2月まで約半年通って、退塾時は中学英語を終了し高1英語に入っていたところのようでした。

カリキュラム的にはちょっと中途半端に終わってしまったのですが、英語の勉強の仕方はかなり身についたようです。

長文読解は今だ苦手で読むスピードも遅いようなんですが、その点は本人も随分意識しているので、これからですね。

息子はトリプレットに通い始めてから、急に英語に興味を持つようになり、ずっとシスタンシステム英単語を持ち歩くようになりました。

私が進めた速読英単語速読英熟語も積極的に学習しています。

まあ今までが酷かったし、模試の結果も悲惨だったせいもありますが、学習に前向きな姿は親としてはとても嬉しいことでもあります ♪