ブログ訪問ありがとうございます。
先日、中高一貫校の「中だるみ」について書いてみました。
その記事でも取り上げた、「反抗期」に関しては個人差が大きいと思いますが、頭が痛いと感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。
今回は反抗期について、私なりのに考察してみたいと思います。
息子たちの反抗期でノイローゼになったお母さん
個人差があると思うのですが、男女ともに小学校高学年くらいから子供は思春期にさしかかるあたりから、親に反抗することが多くなりますよね。
特に母親からみた息子は異性ということもあるのか、何を考えているのか分かりにくく、互いに苛立つ関係になりがちです。
反抗期のテーマで思い出したのですが、昔、若い頃私が働いていた会社のおじさん(今の私くらい)が毎日お弁当を持って来ていました。
聞くと、それがなんとおじさんの手作り弁当というので、すごく驚いた記憶があります。
しかもおじさんには学生の息子3人がいて、その息子全員の分も作っているというのです。
見た感じ、手作り弁当が全く想像出来ないイカツい感じのおじさんでした。
理由を聞くと、おじさんの奥さんが年の近い反抗期の3人息子のせいでノイローゼになってしまったというのです。
息子たちの反抗期や、奥さんの状況の詳細は聞いていません。
でも、料理とは無縁のように見えたおじさんが、自分の分以外にも育ち盛りの息子3人分もの息子たちの弁当を手作りしてから、仕事に来ていたとは大変なことだったと思います。
当時は私も世間知らずで、さらっと聞き流していました。
でもその奥さんは、当時かなり酷い状況だったんじゃないかと今なら想像出来ます。
その場で話しただけなので、その後その奥さんがどうなったか分からないのですが。。
我が家の息子も、小学校高学年頃から徐々に始まった反抗期が、中学生からどんどん酷くなって大変だった時期がありました。
程度が分からないけど3人息子が全員反抗期だったら、私もおかしくなるかもしれません。
反抗期は必ず終わりが来る
我が家の息子の反抗期MAX期も、家庭内がけっこう荒れていたのを思い出します。
私の息子は大人しい方で、学校などではトラブルを起こしませんでしたが、中学生になってからは家での暴言がひどくなって、私を含め家族としょっちゅうケンカをしていました。
息子は元々言葉がきつくて、その言葉が元で揉めてばかりでした。
話しは変わりますが、以前言ってはいけないことをつい言ってしまう人の記事を書いたのですが、息子もそのキツイ事を言ってしまうタイプで、反抗期と重なり家の中がギスギスすることが頻繁でした。
でも去年くらいから気づけば、あのギスギスした日々がほぼ無くなっていることに気づきました。
もうすぐ高2になる息子は、今はずいぶん落ち着いてきて、私を気遣ってくれる時もあります。
今でもちょっとしたことで口論になるのですが、私にも非があったり、息子の元々の反骨精神気質のせいでもあったりします。
反抗期は既に終わっているかもしれません。
しんどい事は始まればすぐ気づくんだけど、終わったことにはなかなか気づけないものですよね。
子供の反抗期の時期は母の更年期
そうでない人もいると思いますが、たいてい子供の反抗期がひどくなる頃に、母親は更年期にさしかかる年代に入る人が多いと思います。
更年期には女性はホルモンのバランスが崩れやすく、肉体的にも精神的にも不安定になる人が多いと思います。
ホルモンの急激な変化って、本当に怖いです。
出産後や更年期は、精神を病む人がいます。
妊娠時も精神面が不安定になりやすいようです。
私の姉が第3子を妊娠し、臨月を前にし血圧が高いことを主治医に指摘されていました。
第3子ということもあり、高齢出産にあたる年齢でした。
その頃、姉は反抗期の12歳の長男に日々手を焼いていました。
親子ケンカがヒートアップした日が続いていたある日、姉は妊婦健診で産科を受診しました。
そこで姉は主治医に最近、頭が痛いことを相談したら、主治医はすぐさま胎児の様子を検査し始め、胎児が危険な状態だった事が判明しました。
そして、そのまま緊急入院、その後すぐに緊急帝王切開手術することになりました。
姉がどれほど頭が痛かったか分からないのですが、頭が痛いと言ったとたん、あれよあれよいう間にベッドの上で姉の夫に電話をするように指示され、医師たちの前で、姉の夫の承諾を確認後、姉が寝ながら承諾書にサインしたそうなんです。
サインしたら、すぐ手術というハイスピードな展開だったとのことでした。
それだけ赤ちゃんが危険だったということなんでしょう。
もちろん、赤ちゃんは無事出産、今はもう中学生のお姉ちゃんです😀
更年期ではなく妊娠時の話しで、話しがそれてしまったのですが、それだけひどい反抗期の子供とのやりとりはストレスなんです。
まとめ
最近は反抗期が無いお子さんが増えているとも聞きますが、それぞれの子供の性格や、家庭の抱える問題や親の性格など、様々な事で反抗期の度合いも大きな個人差があると思います。
我が家の子供たちの反抗期を経て、私なりに反抗期の子供への対応をまとめますと、
- 子供の反抗期と、母が更年期で不調が続く時期とが重なることが多いので、家族全体でフォローする体制にしておく
- 反抗期は個人差があるので、子供の個性を十分に理解しておく
- 反抗期最盛期の子供への対応にはテクニックが必要になることもある
- 高校生になる頃には反抗期も終わりを迎えることが多いので、短期的なものと考えて明るく過ごすようにする
こんな感じになりました。
テクニックに関しては子供によって違うので、専門家の意見を聞いてみるのも有りだと思いますよ。
そもそも子供の行動や要求をすべて許してあげると、反抗というものは成立しないという考え方もありますが、それも個々の性格によっては取り返しがつかない事にもなりかねないですよね。
親も体や心を壊したら、それこそ家庭崩壊の危機に陥ってしまいます。
なので、子供の個性を尊重しつつ、親も自身の心身を大事にしながら、長い目で良い方向に徐々に繋がるように促していけるといいんじゃないかと思います。